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大阪府スマホサミットが開催されました

8月7日に大阪府スマホサミットが大阪市中央区のエル・おおさか大阪府立労働センターで開催されました。

 

サミット前半では兵庫県立大学環境人間学部准教授の竹内先生、大阪府警察、消費生活センターによる講演がありました。ネットの現状や大阪府で実際に起きているトラブルの事例など子ども達に身近な内容が多かったため休憩時にも話題になる程、子ども達の心に響く講演でした。

 

後半にはワークショップを行いました。まず、大阪府の子どもを対象に2023年に調査されたインターネットの利用に関するアンケートについて話し合いました。子ども達は身近な人や自分自身の態度を顧みて、アンケートの結果を分析していました。

 

また、ネットの良いところと悪いところについても議論し、今後の改善策まで考えました。良いところとして「利便性が高い」「SNSを通じて情報をすぐに入手できる」等が挙げられました。一方で、「視力が悪くなる」、「依存しやすい」、「時間をSNSに費やしてしまい、勉強の時間が取れない」等の意見も出てきました。これらの改善策として、「スマホの制限機能を活用する」や「スマホ以外の趣味を見つける」など多様な提案が出されました。

 

大阪府スマホサミットは2月4日にもう一度開催予定です。この日までに各自または各学校で解決策を実践に移し、2月4日にその効果について発表する予定です。


                             『大学生の声』

 

初対面の中高生が集ったにも関わらず、活発的に議論が進行し多様な意見が出てきました。中学生と高校生という年齢を超えた議論により、一人では思いつかないような新たな気付きもあり非常に有意義なサミットになりました。また、今回は先生、PTA、地域企業の大人の方のグループもありました。先生目線、親目線などの多角的な意見もあり子ども達だけではなく、大学生にとっても新たな考え方を知ることができました。子ども達が考えた改善策も実現可能な範囲かつ効果が高いと予測可能なものが多く、2月のサミットで結果を聞ける日が楽しみです。

 

【担当】HP部 西山香澄