9月14日(土)に姫路情報システム専門学校にて高校生ICTカンファレンス2024in兵庫が開催されました。
今回のテーマは『今、高校生が考える生成AIとの付き合い方ー「誤情報・偽情報」を超えた活用法を考えるー』で、兵庫県内の高校生が集い、話し合いをしました。
話し合いではKJ法を活用し、実際に普段ICTを利用している高校生が考えるICTの良いところと悪いところを可視化しました。その後それをもとに、自分や親、先生、政府等に向けた提言を作り発表しました。
時間が限られている中、役割分担をし班員で協力しながら、各班発表準備を進めていました。
『学生の声』
テーマ自体が難しいということもあり、始まる前は、高校生たちが意見を出せるのか不安だったのですが、実際はどの班も模造紙が考えで埋め尽くされるほどのたくさんの意見が出ており、感心させられました。逆にたくさん意見が出たからこそ、限られた時間の中で発表まで行うことができるのかという別の不安も生まれましたが、全ての班がそれぞれ多様な視点、形式で発表を行っており、1人1人の力や班の団結力に驚かされました。
また、高校生たちが出してくれた意見に対して「受け止める、褒める」ということの重要性を改めて感じることができました。
自分たちでルールを作ることによって、ルールの背景にある意味まで理解することができるので守りやすくなります。これからも今回のように生成AIを積極的に使う世代の人たちが、生成AIについてのルールを「自分たちで決める」ためのお手伝いができたらいいなと思っています。
【HP部】武藤実桜唯、稲田美優