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沖縄サミットが開催されました


8月29日(金)に、沖縄セルラーにて「沖縄サミット2025」が開催されました。

 

サミットには県内各地から高校生と教職員の方々が約30名集まり、地域や学年、生徒会活動の有無に関わらず、多様な立場の生徒同士で活発な議論が行われました。

 

午前の部では、日本全体における子どもたちのインターネット利用の現状を学んだうえで、沖縄県の子どもたちにおける利用状況や特徴、その課題について考えました。全国と比較して明らかになった違いや深刻さに驚きながらも、生徒たちが自分自身の生活と結びつけて真剣に受け止める姿が印象的でした。

 

午後の部では、午前の学びを踏まえて「保護者・教職員・自治体・生徒自身」それぞれへの提言作成や、各学校ごとに「来年までにできる取り組み」について話し合いを行いました。また、沖縄県警察による講話も行われ、インターネット利用に潜むリスクや実態への理解をさらに深める機会となりました。

 

議論の中では、沖縄特有の県民性や文化を踏まえた独自のアイデアが数多く提案されました。とりわけ「県民の結束力を活かしたキャンペーン」は、沖縄らしさがあふれる印象深いものでした。生徒たちが沖縄の現状を自分ごととして捉え、主体的に改善の方法を考える姿には強い感銘を受けました。

 

今回のサミットで得られた学びや気づきが、今後各学校での活動や沖縄全体の取り組みへとつながっていくことを期待しています。

 

 

【HP部】 阪本陽俐