7月2日に竹内先生が行った名古屋市教育委員会への講習会に、補佐として2年生3人が参加しました。
この講習会では、スマホサミットや出張授業できいた青少年の「生の声」や実態を参加された方にご説明しました。その中で、やはり青少年のほうが教育現場にいる大人よりも、スマホやネットを多種多様に利用しており、それらの理解が深いということがわかりました。
現状、各地のスマホサミットで行った調査によると、青少年はネットでトラブルがあったときにすぐに先生や親に相談できない傾向が強いです。これは、前述の通り大人が青少年と比べて、ネットに対する理解が追い付いていないことが理由に挙げられそうです。
参加者の方からの意見の中で、名古屋市ではネットの低年齢化が顕著に表れているという声がありました。青少年をネットトラブルから防ぐためには、周囲の大人が青少年に配慮しやすい環境が必要になると考えられます。
今後教育現場においてより一層ネットについて理解を深めることが重要です。
【記事】琴川雄史(2年生)
【参加した学生の声】
・この講習会の中で印象に残ったことは、講習会で私たちが教育委員会の方に発言をしたということです。普段、私たちは青少年の意見を「聴く」ために活動をしているため、自分自身の率直な意見をだせる貴重な機会でとてもいい経験になりました。(2年生・佐々木翔琉)
・教育委員会の方の話を聞いている中で、やはり名古屋市ならではの問題もあるように感じましたが、もとをただせば結局各地で問題になっていることに通ずるような気がしました。これからも私たちは青少年に寄り添った活動を展開したいと思います。(2年生・琴川雄史)
・市教員の方々の、ネットやゲームの単語についての認知度が、我々大学生と大きく違っていることが興味深く感じました。私たちソーシャルメンバーは、子どもと大人の受け渡しの橋となりうる存在になる為、意識していく点であると思いました。(2年生・西村彩香)