7月20日、竹内先生が講師を務める「ネットを契機とする性被害防止のための指導方法等研修会」に、学生がアシスタントとして参加しました。
この研修会では、ネットにまつわる子どもたちの様々な問題について、長野県の教員の方と学生がそれぞれの見解を交流しました。議論を進めるうちに、我々と現代の子どもたちの「常識」が大きく異なっているのだということが分かりました。例えば、今の若い世代では、インターネットで知り合った人と実際に会うことがもはや珍しいことではありません。その結果、性被害にあってしまうなど一昔前では起こり得なかったような被害も多く発生しています。
適切な教育を実施していくためには、我々にとっての「常識」が子どもたちにはもう通用しなくなってきているということを踏まえ、まずは子どもたちの現状を十分に知るというところを徹底すべきです。そしてネット問題が急激に増えている現代において、問題を防ぐための教育だけでなく、それが起こってしまった時に上手く助けを求められるような教育をしていくことがより重要となります。
【記事】尾崎瑚乃実(3年生)