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文部科学省の研修会に参加


 文部科学省が主催する全国の先生を対象とした研修会に、竹内先生のアシスタントとして参加しました。

 今回の研修では、スマホサミットやケータイ安全教室を通じて得た子どもたちのインターネット利用の実態についてお伝えしました。参加してくださった教職員研修機構の方々と意見を交わすなかで、子どもたちと大人とではスマートフォンやインターネットに関する知識や感覚に大きな差があることがわかりました。それが原因となり、子どもたちが大人を頼りづらくなってしまうこともあるようです。

 いまや、スマートフォンやインターネットはライフラインと言っていいほどに生活と密接に関わっており、その利用状況も日々変化しています。私たちがすべきなのは、過去の知識や自分の経験のみに頼って解決策を探るのではなく、困っている子どもたち本人との対話を重ねていくことだと思います。

 

 

【記事】原田雅子(3年生)

 

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【参加した学生の声】

 

 ネットいじめの解決策について、教職員支援機構の先生方と大学生で考え方が異なっているのが印象的だった。そして、今の子供達が見ている世界を、自分の経験や知識だけでは想像できないことがあることも分かった。またそんな自分に驚き、改めて世代間の違いを感じた。小学校でタブレットを一人一台もつ時代になり、「ネットと関わらない」という選択をすることは難しい。いじめ問題を解決するため、子供たちを助けるためには、大人はどうしてあげるのが正解なのか、日々進化していくネットの世界を把握し、子どもたちの声に耳を傾けることが大切だと感じた。(3年生・内山陽加)

 

 

 ネット問題の解決には、大人のフォローが必要不可欠であるということを改めて実感した。しかし、現代の子どもたちはSNSなどネットを利用するものに対しての反応が早く、それに大人がついていけなくなってしまうため、解決法を探すのが難しいことが分かった。

 そんな子どもたちを救うには、「子どもの意見や話を聞く」ことが最も重要であると感じた。「子どもたちを教える」のではなく、「子どもたちから学ばせてもらう」という意識を持つことで、ネット問題解決の糸口が見つかると考えた。

(3年生・川本凜)

 

 

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21年8月14日 更新